探偵社の調査料金システムについて
全国にある探偵社数を調べたところ5,000社程あるようです。料金体系はそれぞれで、同じ目的で調査をしても、料金は全く異なります。
結果的に手に入れる証拠は一緒でも、調査の依頼方法で、費用は100万円以上の差が出ることもあります。
ご相談いただく前に、探偵社の一般的な料金システムをご紹介いたします。
調査費用の内訳
まずは、浮気調査に関する費用・料金とは、どの様な内訳になっているのかをご説明いたします。
探偵の浮気調査料金の内訳は、「調査料金」「諸経費」「その他」の大きく3つに分けられます。
①調査料金について
調査料金とは、浮気調査を行うに当たって必要となる「人件費」のことです。
調査料金の算出方法は以下のようになります。
各探偵社によって違いますが、一般的には以上のように調査料金が算出されています。
調査員の時給の平均は7,500円~10,000円(一人)となるようです。(根拠:日本探偵業協会HP)
深夜早朝割り増し・危険手当:一部の探偵社で別途加算されます。
日本探偵業協会による公表
「一般社団法人 日本探偵業協会」が、調査料金や費用の平均相場の水準について公表しました。
探偵事務所や興信所などを選ぼうとするときに、「選ぶ要素の1つ」になるものとして「調査費用の水準」を挙げています。
浮気・素行調査の料金水準についてのアンケート結果
行動調査の場合、調査員2名で行うケースだと、1時間当り1.5万円~2.0万円前後という調査結果が出ています。(1名の時間あたりの単価は7500円から10000円)という結果になっています。
探偵業という職種に限らず、他のどのような業種でも熟練したエキスパートと言われる専門職の人件費は、どのぐらいなのでしょうか?、調査を行うという職業は、必要とされる技術に対するスキルと集中力・責任感がないと安心して依頼できるような職種ではありません。
シッカリとした調査を行うには、それなりの費用が必要という結果になっています。
上記のアンケートの水準(1.0万円~2.5万円)で約9割を占めています。
2007年6月からの探偵業法施行後は、調査契約時には料金体系と最大限の費用を記載しなければならなくなっていますので、未だに云われているような「後から思いもよらない高額な請求」という事は、余程「悪質な違法業者」以外はまずありません。しかし、極端な低価格を宣伝する業者には、何か瑕疵(調査員のレベルやトリック)があると考えてもよいのではと思われます。
東京近郊の場合、1人前の腕の良い調査員の時間給は3000円~4000円前後といわれています。それ以外にも事務所維持に必要な経費がありますから、どの程度の料金価格水準が妥当か考える参考になると思います。
一般社団法人日本探偵業協会:調査費用の平均相場へのアンケート結果より引用
深夜早朝割り増し
探偵社によって、調査料金の中に調査に付随する「深夜早朝割り増し」や「危険手当」なども含まれ、料金に加算されます。
深夜早朝割り増しとは、「深夜から早朝に渡る張り込み」等を必要とする場合にかかる人件費です。
例えば、夜中にラブホテルに入った対象者が、朝方出てくるまで張り込み調査を行なった場合、深夜から早朝にかけての調査に対して割り増しの人件費が発生します。
また、対象者がホテルにチェックインするまでの調査依頼だった場合、チェックアウトまでの時間まで調査を延長すると、追加料金が発生してしまいます。
危険手当
追跡調査や張り込みを行う際に、通常と比較して危険な環境で調査を行わなければならない場合に発生します。
事前に、危険な調査場所が想定されていれば見積もりに加算されますが、調査終了後に請求されるようです。
危険な環境の定義は、探偵業法などで定められているわけではないため、探偵社それぞれの判断となります。
②諸経費について
諸経費とは、調査をするにあたって発生する「人件費以外の必要費用」とされています。
交通費・車両費(燃料費、高速代、駐車場代)・通信費・書類作成費 など
交通費・車両費
調査期間中には、車はもちろんバイク、電車や地下鉄、バス、タクシーなど様々な交通機関や交通手段を使って対象者を尾行します。
尾行にあたって発生する経費が「交通費」です。
また「車両費」は、車を使った際に発生するガソリン代、駐車場代金などです。仙台をはじめ宮城県、東北地方での調査では、特にこの車両費は発生します。
調査料金が調査員2名で(時間当たり2万円)を越えていると車両費は頂かないが、価格水準が時間あたり1.5万円前後から2万円未満だと車両費として1日1台について1万円から1.5万円程度までの費用を頂いているケースが多いといという結果になっています。
つまり、調査料金がある水準よりも低価格だと車両費は有料にせざる得ないという現実があるように思われます。アンケートの結果からは2名で1時間1.5万円前後(1名だと7000円~8000円前後)が1つの境目になっている様です。
この事は、探偵業者のコストから見た価格水準を検討するうえで、車両費は業者にとって一種の固定費ともいえます。この車両費をサービスに出来るか有料にせざる得ないかの境目が、各業者の料金と費用に関する取り扱いを見る意味でのポイントになると考えています。
一般社団法人日本探偵業協会:調査費用の平均相場へのアンケート結果より引用
書類作成費
「書類作成費」の書類とは、調査報告書を示しています。
調査終了後には、探偵社から調査報告書をお渡しするのが一般的です。ただし、一部の探偵社では、調査報告書代は諸経費として別料金となります。
調査報告書にDVDやUSBなどの記録媒体が付くかは探偵社それぞれですが、調査報告書は、裁判資料になるため裁判で勝てるだけの証拠としてのものが求められます。
この調査報告書の内容は各探偵社によって大きく異なりますので、浮気調査の依頼前には、報告書内容の確認を行なうのが望ましいです。
③その他成功報酬について
探偵業界において、成功報酬制を採用する探偵社が増えてきました。
成功報酬がさらに細分化され、「成功報酬」と「完全成功報酬」と区別する探偵社があります。
いずれにしても、成功の定義は探偵社それぞれです。
成功の定義は探偵社によって違い、浮気や不倫の証拠を撮影することではありません。
一見すると、成功報酬での依頼は「証拠が撮れなければ支払いがない」お得のように感じられるかもしれませんが、全く違います。
探偵社は、調査をするにあたって必要な経費や、経営上で必要な経費が必ず発生しています。
そのため、探偵社は依頼料を頂くために、成功の定義が全く異なってきます。
さらに、不貞の証拠を目的通りに撮影できた場合は、結果として割高な調査料金となることが多いです。
成功報酬の成功の例
成功の例の一例をご紹介いたします。
- 不貞行為を証明する写真を撮れた
- 疑わしい相手とのデートの様子を撮れた
- 女性と会ったところを撮れた
- 仕事終わりから帰宅までの不明な時間の行動が分かった
- 調査期間中に浮気をしていないことを証明した
以上が一例です。もちろん、成功報酬制にもメリットはあるため、成功報酬制の浮気調査を依頼することは問題ありません。
ただし、トラブルを回避するため、「成功報酬の定義」を契約前に明確にすることが大切です。
所在調査などの人探しには成功報酬制を採用している業者も比較的多くありますが、何故、浮気や素行調査に関しては圧倒的多くの探偵業の方が、敢て採用していないのかを考えて下さい。それは採用するには、問題が多いと考えているからだと考えています。
一般社団法人日本探偵業協会:調査費用の平均相場へのアンケート結果より引用
大手探偵社の依頼料は相場より高い傾向
他の大手探偵社に依頼をした場合、一日20万円~30万円が料金の平均となります。1週間の調査をパックでお願いした場合は多少の割引は入りますが、それでも1週間で100万円程度です。
なぜ料金が高くなってしまうかというと、「調査料金」「諸経費」「その他」に「広告費」が加わるからです。
浮気相手と会う頻度の平均は月に1~2回が最多
ある調査機関で「不倫中のカップルにアンケート」を実施しました。そこで、会う頻度について回答について確認しています。
その結果では、月に1~2回会うが最多で、次に月に3~4回という結果を得ています。この2つを合わせると約70%です。さらに、一回会うかどうかを合わせると80%を超えてきます。
当探偵社でも、今まで多くの浮気調査をこなしてきましたが、感覚的に週一回程度が多いように感じています。
1週間の調査で証拠は揃う?
ネット上で、調査にかかった平均期間は3~4日と書かれているものをよく見かけます。
本当にそうでしょうか?
アンケート結果からも分かるように、1週間で浮気相手と会うかどうかが微妙なラインの上に、さらに「不貞行為」に及ぶかは不明です。
運よく証拠が撮れたとしても、多くの依頼者は1回の浮気現場を押さえられるかどうかです。
定額料金制の浮気調査「シークレットジャパン」の取り組み
全国に拠点を構える「総合探偵社シークレットジャパン」では、人件費や経費、その他費用を全て込みにした「定額料金(パック制)」の浮気調査となっています。
完全成功報酬の設定はなく、当然「深夜早朝割り増し」や「危険手当」、「車両代」などはありません。
また、当探偵社では浮気調査は、慰謝料請求や離婚裁判など「裁判で勝利する不貞行為の証拠収集」を目的としています。
確実な証拠を掴むことで、慰謝料の増額を叶えたり、離婚時の養育費の支払い、親権の取り決めの問題で有利に働く可能性があるためです。
法律用語でいうところの「不貞行為の証明」を簡単に説明すると、「異性との継続的な肉体関係があること」を証明することです。つまり、前提として、当探偵社では、1週間を超える長期間の調査を前提にします。
そのため、調査が長引いてしまう事も多々ありますが、「お見積り」からの追加料金は一切頂いておりません。
シークレットジャパングループの強み
シークレットジャパングループは、全国に60支部以上を展開する大手探偵事務所です。
宮城県以外の調査では、地元にある同グループの探偵と連携して調査をします。
そのため、調査にかかる調査員の「出張」もほぼ必要がないため、調査にかかる必要経費は低額になります。
もし、地方に住まれている方が、東京など関東圏に拠点を構える探偵社に依頼をした場合、調査員の出張にかかる「交通費」や「宿泊費」、「レンタカー代」などは全て依頼者の負担になることが一般的です。
経営に必要な経費の削減
当探偵社では、必要経費の削減は当然の事、経営にかかる費用の削減をしています。
①広告費の削減
探偵業界では、顧客を獲得するために、googleやYahoo!などの検索エンジンに「ネット広告」を掲載したり、大手探偵社では「アフィリエイト広告」と提携しています。
この広告費は決して安くはありません。この広告費の捻出のため、依頼料の高額化を招く原因の一つとなっています。
当探偵社では、ネット広告に頼らず、口コミや評判から選ばれる探偵社を目指しています。
②無駄な人件費・経費の削減
当探偵社では、電話オペレーターを廃止しました。
事務所に人員を常に配置することは、探偵社としてのイメージと利便性の向上に繋がると考えていましたが、人件費を抑えて調査費用を少しでも安くすることが、ご依頼者様にとって有益と考えました。
日本全国、どこでも調査可能
探偵社は意外と多く、全国に5000社程あります。探偵社を選ぶ基準は、人により異なり、明確な正解はありません。
他社でお話を聞き、お見積りをとられた後で構いません。最後に、当探偵社までご相談ください。
当探偵社グループだからこそ、上記の取り組みにより「追加料金のない定額料金制」と「料金の低額化」を実現してご提案することができます。
他とは全然違うことを、ご理解いただけると思います。
当探偵社でお悩みを解決できることがございましたら、最後まで全力でサポートいたします。